Moldavite Rough Stone
モルダバイト原石
確かな信念と未来への光
今、わたしが立つこの場所と
わたしが見つめる瞳の先
今日と明日と明後日と
未来は確かにつながっていて
確かなチカラもここにある
今日と未来をつなぐため
大地にしっかり根を伸ばし空に向かって手を伸ばし
やるべきこともやりたいことも
チカラいっぱい目いっぱい
この瞬間のこの想い
ただ真っすぐに想いのままに
野に咲く草花が大地と空を巡るように
tamaki
Blanca開業前の個人サロン時代から
2007年のBlancaの開業、そして現在に至るまで
モルダバイトが日本で人気だったことはありません
わたしがずっと大好きなクリスタルのひとつ
ただそれだけのことです
ですので、1990年代から今の今まで
わたしの手元に
モルダバイトがいなかったことはありません
現在、少し流行っぽくなっているのは
2019年後半から始まった価格の急騰に乗じた
石屋さんたちの在庫処理販売かなと思っています
価格の推移や世間で言われているような
希少価値に踊らされることなく
クリスタルとの純粋な出逢いに喜びを感じ
変化を楽しんでいただければと想います
わたしとモルダバイトとの出逢いがそうであったように
わたしにとって必要な変化の際
モルダバイトと共に
勇気をもって一歩を踏み出せた時のように
tamaki
Blancaの裏方JiJiです
さすがに写真がありません。。
2002年から2007年までは
大手パワーストーンチェーンのバイヤーとして
お師匠と共にツーソンに行っていましたので
tamakiさんはお師匠さんに頼んで
モルダバイトを仕入れてきてもらっていました
今だから話せますが
もちろん選んでいたのはJiJiなんですけどね。。
ツーソンでのモルダバイトとのファーストコンタクトは
未だに苦い思い出としてココロに残っています
バイヤーとしての振る舞い方を覚えた最初の一歩
tamakiさんにお願いされていたので
各ロケーションで一番目立っていた
モルダバイト専門サプライヤーのブースに入ったんです
確かMoldavite Familyじゃなかったかな?
とにかくデイズインというモーテルに出店していた
まぁ感じが悪くて
価格を聞いただけでうざがられてね
当時、ツーソンに仕入れに来ていたのは
日本の卸メーカーくらいでしたから、日本人どころか
アジア人がほとんどいなかったんです
あからさまなアジア人ヘイトでした
今なら激ギレして言い返すんですが
まだ青二才ですから
何を聞いてもほぼ無視なのに何も言えず何も出来ず
外で待っていたお師匠さんに
大笑いされたのを思い出します
舐められるような言動してるからだろ?と
結果、出店せずにフリーで出店者に売りまわっている
チェコ人のサプライヤーを紹介してもらい
その彼から手にしました
で、2007年まではずっとその彼から
それがBlanca開業以前のお話です
Blanca開業の2007年
お師匠さんのアテンドでtamakiさん初ツーソン
JiJi会社員としての最後のツーソン
どうしてもBlancaのオープンに合わせて
メインでラインナップしたかった原石たち
そしてモルダバイト
当時、写真を撮る習慣もありませんでしたから
さすがに画像としては残っていませんが
この時、1kgのモルダバイトを手にしました
ただ、当然ことながらお店での引きはないどころか
「これなんですか?」状態で
一生懸命、熱く説明していたのを覚えています
そこからの流れは
メインページでも触れていますので割愛しますが
最終的にその原石の大半は
フェイクが横行し始めた2010年に
ルースに磨いてペンダントに仕立てました
知名度や人気が上がるにつれ
2007年に出逢った1kgの原石と
その原石から製作したペンダントもさすがに寂しくなり
これはさすがにやばいかもと
2018年のツーソンで久しぶりに探し回りました
モルダバイトを扱うサプライヤーも増えていましたので
tamakiさんとすべてをチェックして回り
色々な面で1番素敵だった
ほとんど英語も話せないチェコのサプライヤーから
選びに選んで少しだけ手にしました
2018年の出逢いの流れで
ツーソンで手にすることが出来なかった
20gアップの原石とルース、そしてジュエリーを
香港の大手サプライヤーから手にしました
担当者いわく
ツーソンで仕入れたとのことでしたので
写真や書類で確認させてもらったところ
知っているサプライヤーで
安定的に供給を受けているとのことだったので
かなり厳密にチョイスしたのですが。。
コロナが始まり
チェコのオフィシャル鉱山が軒並み卸を止め
突然のモルダバイトの高騰
初めての読み間違いです
その後、全世界規模の感染症が起こることなんて
分かるわけがありません
ただ、2018年ツーソン~2019年香港での出逢いで
数年分はストックできていましたので
わたしたちは石の神様に守られているなと
ただ、高騰しているのに気づいたのは
2024年ですから、のんきなものです
ちゃんとリサーチしていれば
その後、苦労することもなかったわけですが
それがクリスタルとの出逢いの面白いところで
事、クリスタルとの出逢いに関しては
報われなかったことはありません
求めれば与えられる
いや、求めれば
求めていることを忘れたころに与えられる
情熱の温度は沸騰ではなく保温が大切なのでしょう
2024年の3月
Blancaの新たなオリジナルジュエリーが
リリースされました
あまりの素敵な姿にtamakiさん大興奮
これらのジュエリーに仕立てられる形の
モルダバイトの原石を
すべてペンダントに仕立てました
まだ余裕のあったモルダバイトは
ジュエリーたちの旅立ちで風前の灯火
あわてて探し始め
そこで驚愕の大高騰を知ったというわけです
そこからJiJiのお仕事は実態調査
日本はもちろん、欧米の小売店から仲卸まで
ワールドワイドに市場調査
最終的には日本在住のチェコ人の手を借りて
現地のオフィシャル鉱山から個人の販売者まで
そうやって一年間
調査しオファーをかけ続けて得られたのは…
「Blanca規模で正規ルートでは高すぎて手に出来ない」
今は現地に飛んでもまったく意味がない
そこから国内の昔のストックを探し始め
昔馴染みのジュエラーたちから
数点は補充することが出来ましたが焼け石に水
先日の話です(2025,3月)
tamakiさんが突然
「前回の香港のサプライヤーに連絡してみて」と
なんで?と聞くと「持ってる気がする」
いやいやまさかと思いはしましたが
とりあえず聞くだけただなので連絡してみたんです
「あるよ」
あまり無粋なことを書くのはどうかと思いますが
確かに値上がりはしているものの
この一年間調べた、それこそチェコのオフィシャルより
まさかのリーズナブル
なんで?と質問すると
取引を始めてからずっと、オファーされるまま
3か月に一度は買ってあげてるからね
「写真送るから選んでいいよ」
今回はあくまで
Blancaのオリジナルジュエリー用なので
製作可能な姿かたちの原石を
tamakiさんと別々にチョイス
2人の選んだピースをすり合わせて最終決定
資金に余裕があればもっと選ぶのですが
さすがにリモートで選ぶのには限界があります
もっと言えば
これを元にチェコ現地にオファーをかけられるので
取り急ぎ最低限
上半期のジュエリー製作に必要な点数だけ
香港ジュエリーショーの開催中だったので
ショールームにストックしているルースのチョイスも含め
改めてやり取りしようということになりました
そしたらびっくり
ちょうど新しい原石が入って来たよと
ルースと合わせてしっかりと選ばせてもらいました
そして無事Blancaに到着
ジュエリーに仕立てることの出来る姿かたちの原石と
そのままお出しする原石をセレクト
原石のままお出しする予定のモルダバイトは
現在、店頭にデビューしています
少し時間の余裕がもらえましたので
ここから数か月かけて
チェコ現地のサプライヤーとやり取りし
最終的には現地に飛べたらと考えています
1990年代から始まった
わたしたちとモルダバイトとの出逢いの旅は
まだまだこれからも続きます
おそらくですが
モルダバイトと出逢いたいとなっても
何を基準にどう選べば良いか
まったく分からないですよね
正直にお話しすると
今回、なぜBlancaが新たに手にしたかが答えです
おそらくこれが今後3年間の適正だなと
バイヤーとして感じました
とはいえ高くなっているのは事実です
ですので、上に書かせていただいた
出逢いの年代でどう推移していったかを
ご参考までに
2007年の出逢いを基準として「1」にします
2018年、2019年は「3」です
2025年は「12~15」です
さすがに2000年前後の相場を
知っている方も少ないと想いますので
あの時の4~5倍くらいかなぁ
そうご想像いただけたらと想います
ラウンドビーズのブレスレットについては
ビーズに磨ける厚みのある原石がありませんので
ほぼ言ったもん勝ちのような価格です
ですので、100万円だ500万円だというのは
販売主の感情次第で設定されているといっても
言い過ぎじゃないように思います
今はブレスレットはサスペンドです
そういえば、リビアングラスが値崩れを起こして
価格が急落するのと同じ仕組みで
近い将来、モルダバイトもそうなるだろうと
予想している方がいました
産出や、それに伴う採取方法のコストのかかり方が
まるっきり違うのは当然ですが
チェコとエジプトでは
生活水準も物価もかなりの差があります
そもそも、リビアングラスの価格が下がっている原因は
他のところにあります
ターコイズと同じく
出逢った時が最良のタイミング
素敵な出逢いの一助となれば幸いです
◆ Moldavite Rough ◆
モルダバイト / チェコ共和国 南ボヘミア州
チェスケー・ブジェヨヴィッツェ地区
スヴァティー・ヤン・ナト・マルシー村
Chlum/ フルム/フラマー(チェコ読み)
Size: 7.5g / 21 x 27mm
*縦横幅のサイズはおおよそになります
120,000 yen / mldrough-01
◆ Moldavite Rough ◆
モルダバイト / チェコ共和国 南ボヘミア州
チェスケー・ブジェヨヴィッツェ地区
スヴァティー・ヤン・ナト・マルシー村
Chlum/ フルム/フラマー(チェコ読み)
Size: 13g / 20~27mm x 20~30mm / 10~15mm
*縦横幅のサイズはおおよそになります
150,000 yen / mldrough-02
Moldavite Blanca meets CORNERS Pendant
モルダバイト/BmC オリジナルペンダント
Moldavite Blanca meets CORNERS Ring
モルダバイト/BmC オリジナルリング
◆ Blanca meets CORNERS ◆